それなりにすばらしい日々

それなりにすばらしい日々

難病CIDPになってからのあれこれ

リハビリ開始(2014年9月)

5日間のIVIGは吐き気と頭痛におそわれたりしつつも無事に終わりました。

これといった効果は感じられませんでしたが、先生たちはとりあえず様子を見てみようと。

 

そんな9月も終わりのある日。

「こんにちはー☆」と、陽気な理学療法士の先生が現れ、明日からリハビリをやります!と言われました。

 

翌日からリハビリ開始。

部屋のベッドに寝た状態のままで脚を曲げ伸ばししたり、腕を上げたりの簡単な運動。いずれ多少体力が戻ったらリハビリ室に移動して本格的にやりましょう!とのことでした。

 

正直、病気が全く治ってない上にただ寝転んでてもしんどい今なぜリハビリを??と思いました。病気を直してくれるのが先でしょうよと。

リハビリ自体は本当にゆるゆるしたもので、無理な運動とか作業じゃなかったんですが、当時はとにかくしんどくて。

 

だからちょっと思い余って、理学療法士の先生に聞いてみたんです。

リハビリって病気が治ってからやるもんじゃないんですか?って。

 

そしたら先生が、「そう思ってる人は多いけど、治ってからリハビリでは遅い。怪我や病気で動けずにいる間に筋肉がどんどん萎縮するせいで、治るまで放置するともう一度動けるようになるまでものすごく時間がかかる。だから治療と並行してリハビリをしておく必要があるんですよ」って。

 

 なるほど〜〜と思い、それからは前向きにリハビリに取り組むようになりました。

実際ほんの数日動かしただけで、自分の身体がこれまでどれほど縮こまってたか、そしてそれが少しづつ伸びて動きやすくなってくのがひしひしとわかりました。

リハビリってすごいんですね。