それなりにすばらしい日々

それなりにすばらしい日々

難病CIDPになってからのあれこれ

入院中のあれこれ(2014年9月)

いよいよ始まった入院生活。

 

とにかく体調が悪すぎて入院初期は記憶があいまいです。日記も最初はつけてなかったので、この頃のことは家族に送ったLINEを見返して書いてます。

毎日のように採血があったり、CTとかMRIとかアイソトープとかのためにあちこちに運ばれたり、いろんな同意書にサインしたりしてたことをうっすら覚えてます。

 

CIDPになるまで病院という場所に無縁の人生だったので、入院生活は驚きの連続でした。

 

たとえば検査。

外来だと予約してあるから時間が決まってるけど、入院患者って検査室に空きが出たら「ハイ今来て!」って感じで呼ばれるんですね。だから、朝に看護師さんから「今日コレコレの検査がありますよ」って言われるだけで、何時にあるかは看護師さんすらわからない。


わたしは当時は車イスな上に単独行動禁止・病棟から出るのも禁止だったからずーっと自分の部屋にいたけど、自分で1階のコンビニとかに行ける患者だったらタイミングはかるの大変だっただろうなぁ。

 

 

あと、本当に、看護師さんは男性も女性もみんな白衣の天使だったこと。

看護師さんはその呼び方あんまりうれしくないって聞いたことあるから言わなかったけど、でも入院したら絶対みんなそう言いたくなりますよ。


どんなに忙しくても、いつでも笑顔でやさしい。わがまま・エラそう・セクハラな患者にも嫌な顔ひとつせずうまーくあしらうし。


もちろん内輪ではグチやら文句やら言ってるんだろうけど、そんなのどんな仕事してても言うしね。

 

あとこれは白衣の天使とは関係ないんだけど、わたしがいた病棟の看護師さんは妙にかわいい人ぞろいでした。わたしが独身男性だったら好きになっちゃうとこでしたよ。

 

 

主治医の先生3人も一日一度は必ず誰かが部屋に来てくれて、いつも問診と簡単な検査がありました。

3人のなかで一番若い先生が来ることが多いんだけど、この先生が顔も声もかっこいいのにしゃべりかたがゆる~くて、入院生活の数少ない癒しだったなぁ。

 

 

先生といえば教授回診。

ドラマでよく見るやつ、ほんとにありましたよ。

週に一度、教授が神経内科の先生全員を引き連れてやってきて、「どうですか?」って。リアル白い巨塔でした。

まぁ、教授は穏やかな紳士だったし、患者もドラマみたいにベッドに正座してかしこまってる必要はないし、部屋に入りきらない先生たちは廊下でだらだらしてるし(笑)、ちょっと緊張するだけでドラマほど仰々しくはないです。


あ、面会に来てる人は家族だろうが何だろうが回診の間は病棟の外に出てなきゃいけなくて、そこだけ厳格でしたね。

 

ただ、普段診てもらってない教授にどうですかと聞かれてもどこまで詳しく答えるべきなのやら。ひとりの患者に割く時間はそんなにないんだろうし。だからわたしは「変わりないです」とか「楽になりました」みたいな当たりさわりないことしか言えず、ただ面倒でした。

年配の患者さんの中には「教授にも診ていただけて……」って喜んでる人もいたので、まああれにも意味があるんでしょうね。