それなりにすばらしい日々

それなりにすばらしい日々

難病CIDPになってからのあれこれ

教授回診のこと

大学病院といえば教授回診。

 

ドラマでよく見るあれ、ほんとにありましたよ。週に一度、教授が神経内科の先生全員を引き連れてやってきて、「どうですか?」って。


リアル白い巨塔!!

初回はちょっとテンション上がりました。

 

実際には、教授は穏やかな紳士だったし、患者もドラマみたいにベッドに正座してかしこまってる必要はないし、部屋に入りきらない先生たちは廊下でだらだらしてるし(笑)、ちょっと緊張するだけでドラマほど仰々しくはないです。

もちろん、下っぱ医師はエレベーター乗らずに階段をダッシュ!みたいなこともないみたいでした。

 

ただ、面会に来てる人は家族だろうが何だろうが回診の間は病棟の外に出てなきゃいけなくて、そこだけ厳格でしたね。

 

とはいえ、普段診てもらってない教授にどうですかと聞かれてもどこまで詳しく答えるべきなのやら。ひとりの患者に割く時間はそんなにないんだろうし。だからわたしは「変わりないです」とか「楽になりました」みたいな当たりさわりないことしか言えず、ただ面倒でした。

 

年配の患者さんの中には「教授にも診ていただけて……」って喜んでる人もいたので、まああれにも意味があるんでしょうね。